「勝和餅」販売盛況 湖西のNPO 豊臣秀吉が名付け親、逸話も
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湖西市白須賀のNPO法人シラスカリフォルニアはこのほど、豊臣秀吉が名付けたとの逸話が地域に伝わるかしわ餅の一種「勝和餅(かちわもち)」の販売会を同地区で開いた。愛知県豊橋市の丸八製菓が製造する勝和餅とみ勝和餅は、1590年に小田原征伐に向かう秀吉が現在の白須賀付近の茶屋で餅を食べ、戦に勝利した帰路で名前を与えたとの逸話が伝えられてきた。

白須賀地区内での勝和餅づくりは一時途絶えたが、現在は同社が名前を継承して製造している。地域とゆかりの深い名物の歴史を伝えようと、同NPOが昨年から無料配布や販売イベントに取り組んでいる。(静岡新聞)

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