アニメで共に生きる 障害者らに作画指導のNPO、今春設立
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国内の第一線で活躍するアニメーターの下で、アニメ制作の技術を身に付けられるNPO法人「アニボウ」が今春、福島県郡山市に設立される。同市出身で、人気作品の原画制作や作画監督を担っている松崎一(はじめ)さん(66)が代表を務め、参加者を指導する。精神や身体に障害のある人も受け入れ、社会参加を後押しする。「アニメを通して人材を育て、社会を明るくしたい」と夢を描く。

NPOはアニメーターを志す人の作画技術を高めるとともに、障害者の自立を支える場にする。松崎さんは参加者に無料で技術を教える。人が歩く動作や波の動きなど基本練習を重ねる予定。一定のスキルが身に付けば、制作した絵の枚数により報酬を支払う。アニメーターが障害者らに絵を指導する団体は全国でも珍しいという。(福嶋民報)

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