養蜂後押しへ「夏の花」確保 NPOなど富谷の休耕田に苗植え
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ミツバチが蜜を採取する花(蜜源)を確保して養蜂を活性化させようと、宮城県内の養蜂家と県、富谷市、丸森町でつくる県養蜂振興協議会(会長・石塚武夫石塚養蜂園代表)が、休耕田などに花の種や苗を植える活動を活発化している。6月は協議会の構成団体で、富谷市役所屋上などで養蜂活動を展開するNPO法人SCR(富谷市)が中心となり、「みつばちの里づくり」を実施。

SCRのメンバーとボランティアら計20人が4日、同市西成田の休耕田にヒマワリの苗2000本を植えた。休耕田を含む地区は富谷市役所から直線で約2キロ離れており、ミツバチの活動範囲内。近くには茶やサクラなど蜜源になる樹木もあり、近くに巣箱を四つ設置して養蜂を行っている。(河北新報)

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