紙製ハンガー、脱プラと森林整備の一石二鳥 甲府のNPOが販売へ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プラスチック製品の削減に取り組む、甲府市のNPO法人・マイプラ対策室が、山梨県産木材で製造した紙製ハンガーを開発、販売に乗り出した。コンビニやホテルで無料提供されるスプーンや歯ブラシなど使い捨てプラスチック製品の4月からの有料化の動きを先取りしたもので、脱プラと森林整備を促進することで環境保全に貢献する一石二鳥の試みだ。

同市の紙卸会社や昭和町の印刷会社など4社が2018年に設立した「マイプラ対策室」は、森林の適正管理を証明する国際認証「FSC認証」を取得した国内最大の認証林である県有林(14万3000ヘクタール)から切り出された木材を活用し、水につけてもふやけにくい紙ストローを開発するなどプラスチック製品の代替となる紙製品の普及に取り組んでいる。(毎日新聞)

関連記事