プラごみ削減へ麦わらストローを 京都のNPOが栽培
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プラスチックごみによる海洋汚染の深刻化を受け、環境負荷が少ない代替品への注目が高まっている。NPO法人「木野環境」(京都市下京区)は、プラスチック製ストローに替わる麦わらストローの普及を目指して麦の栽培と加工を進めており、7月にも全国のカフェなどで使用が始まる。

同法人は、プラスチック製品を減らす取り組みの一環として、麦わらストローの実証事業を計画。使用を希望する飲食店を募ったところ、京都市内をはじめ全国の24店が手を挙げた。栽培するのは、ライ麦と大麦、古代小麦の3種類の麦。ストローに用いるのは麦わらの節と節の間で、ライ麦は節間が長い。大麦や古代小麦は節間は長くないが、茎が堅くて丈夫だという。(京都新聞)

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