震災4年 犠牲者1万8475人
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巨大地震と津波、東京電力福島第1原発事故に襲われた東日本大震災は、11日で発生から4年を迎える。警察庁によると全国の犠牲者は死者1万5891人、行方不明者2584人(10日現在)の計1万8475人に上る。

東北の県別の死者は宮城9539人、岩手4673人、福島1612人、青森3人、山形2人。行方不明は宮城1249人、岩手1129人、福島202人、青森1人となっている。

避難者数は約23万人に上る。各県のまとめでは、避難生活の長期化に伴う体調悪化や自殺などで亡くなった「震災関連死」は福島が最多の1884人(前年比213人増)。宮城910人(同27人増)、岩手450人(同11人増)と続いた。関連死を含めた犠牲者は2万1700人を超える。

11日は犠牲者を思い、各地で深い祈りがささげられる。岩手県は野田村と合同で追悼式を開催、福島県は福島市内で追悼復興祈念式を行う。宮城県の村井嘉浩知事は名取市の追悼式に出席する。(河北新報)

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