巴波川に影絵ゆらめく「屋形船の面影」地元NPOが設置
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

屋形船の中で一献傾ける侍と花魁(おいらん)−。栃木市の中心部を流れる巴波(うずま)川の河岸に、小江戸情緒を感じさせる屋形船の影絵が出現した。同市倭(やまと)町の幸来橋南側の河岸にあり、川面に映える情景が観光客を楽しませている。

二〇一九年十月の台風19号で壊れた屋形船を所有していたNPO法人「蔵の街遊覧船」が設置した。稼働していたころの屋形船の係留地に屋根と客室のみ再現し、障子を通して影絵が映し出される仕組みだ。(東京新聞)

関連記事