飯舘の再生へ、村民とNPOが「協働」…線量測定など
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2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故で、全村避難を経験した福島県飯舘村では、NPOによる支援活動に村民が積極的にかかわり、放射線の測定や農作物の試験栽培などが現在まで続いている。支援者は村に移り住み、村民との農業や地域社会の再生に向けた「 協働きょうどう 」作業が進む。

「除染を行った田畑は線量が低い」。NPO法人「ふくしま再生の会」の田尾陽一理事長(81)は今月13日、放射線測定器を積んだ軽ワゴン車を走らせ、同村長泥地区を測定した。計測には村民2人が協力した。

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