雲仙のNPOに林野庁長官賞 田代原草原を保全
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雲仙岳北部にある田代原草原を保全し、自然体験の場として活用している雲仙市のNPO法人「奥雲仙の自然を守る会」(中田妙子理事長、35人)が、「第34回森林レクリエーション地域美しの森づくり活動コンクール」(一般社団法人全国森林レクリエーション協会主催)で林野庁長官賞を受賞した。

同NPOは2005年に発足。ミヤマキリシマなどが群生する田代原草原で、遊歩道やキャンプ場の清掃のほか、自然学習や修学旅行の受け入れなどを行ってきた。田代原草原は今年5月、全国草原の里市町村連絡協議会主催の「未来に残したい草原の里100選」にも、県内で唯一選ばれている。

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