外出支援の利用者急増 綾瀬のNPO、人手不足も
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要介護者や障がい者に、車両送迎と付き添いサービスを提供する綾瀬市内のNPO法人おでかけ綾瀬(柴田雄二理事長)の利用登録者が開設から2年で130人を超えた。法人は「想像をはるかに超える反響で人手が足りない」と、危機感を募らせている。市内に鉄道の駅がない人口約8万3千人の綾瀬市では、外出が困難な高齢者や障害のある人の移動手段の確保が地域の課題となっている。

その対策として市は2018年度から、外出支援の担い手養成講座を市民向けに実施。通常は8千円の費用がかかる国の福祉有償運送運転者講習を無料で受講してもらい、その受講者が地域で活動する事例も生まれている。(タウンニュース)

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