夜回りでホームレス支援 コロナ禍で埼玉のNPO
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新型コロナウイルスの影響で仕事や住まいを失った路上生活者(ホームレス)をサポートしようと、さいたま市の支援団体が、相談に応じる夜回り活動を強化している。経済活動の再開ムードとは裏腹に、生活を立て直せず困窮を深めるケースが多く、団体の担当者は「事態は切迫している」と危機感を示す。

生活困窮者を支援する同団体が今年、電話やインターネットで受けた相談件数は8月までに約1500件で、2019年の年間相談件数の5倍に上る。深刻なコロナ禍が続いているとして、団体はクラウドファンディングで寄付を募り、今年7月までに約360万円の資金を託された。(日本経済新聞)

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