「仮放免の外国人に医療を」 茨城でNPOが相談会
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「仮放免」の人らを対象とする無料の医療相談会を行ったNPO法人の記事。医師らによるNPO法人設立。

不法滞在で入国管理局(入管)に収容中、体調不良などを理由に一時的に身柄を解かれた「仮放免」の人らを対象とする無料の医療相談会が20日、茨城県取手市内であった。

医師らでつくるNPO法人「北関東医療相談会」(本部・群馬県太田市)が、県内で初めて開いた。体調に不安を抱える13カ国28人が診察を受けた。

同NPOは前身団体が1997年に設立され、経費を寄付で集め、関東で医療相談会を開催。今回が41回目で診断結果についての説明会も開く。

必要に応じ、通院に付き添ったり、貧しい人の医療費の自己負担を減免する「無料低額診療」をする病院を紹介したりする。(朝日新聞)

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