仙台NPO法人申請急増 特区で手続き短縮
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申請が急増している仙台のNPO法人設立に関する記事。

仙台市へのNPO法人設立申請が急増している。昨年8月、全国に先駆けて設立手続き期間の短縮が可能になる国家戦略特区の指定を受け、市民の起業意識を高めているためだ。さらなる増加を期待する市は、特区制度の積極的な活用を呼び掛ける。

特区制度で、設立手続き期間は従来の約4カ月から約2カ月に短縮された。効果は大きく、前年度は特区適用前(9月23日まで)は3件にすぎなかった設立申請が、適用後は17件と大幅に伸びた。

設立手続き期間全体の短縮に伴い、従来は2カ月間を要していた申請書類縦覧も2週間に短縮された。それでも法人の定款や役員名簿、事業計画などを市のホームページで公開するよう改め、短期間でも多くの市民が縦覧可能にするなど質の維持も図った。(河北新報)

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