救急救命の技能学びNPOの認定証取得 吉賀の中学生ら
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 心肺機能蘇生法(CPR)や自動体外式除細動器(AED)の使い方を身に付ける、中学生対象の救急救命講習が2日、島根県吉賀町柿木村柿木の防災センターで始まった。生徒と教職員が、胸骨圧迫や人工呼吸などの手順を学び、2年間有効の認定証を取得した。

町教育委員会が、医師や看護師、救急救命士が所属するNPO法人「六日市ECC協会」と六日市病院(吉賀町六日市)の協力で、2013年から町内全4中学校を対象に行い、3回目。今年は7日間で1、3年生89人、教職員12人の計101人が受講する。

初日は、柿木中の3年生14人と教諭1人が、アメリカ心臓協会公認のプログラムに沿って訓練。脳と心臓に血液を送り込む胸骨圧迫では、「1分間に100回程度胸を押して」などと指導を受け、人が倒れた場面を想定した到達度テストにも取り組んだ。(山陰中央新報)

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