増毛山道、石狩境界まで復元へ NPOがササ刈り
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江戸末期に開かれた生活・交易路「増毛山道」の復元を目指すNPO法人増毛山道の会(伊達東会長)は本年度、増毛町と石狩市の境界手前までの増毛側最終点まで400メートルのササ刈りをする。

本年度の体験トレッキングは、増毛側終点まで行く21キロの新コース「アタックフィニッシュ」を含め、7月から10月まで計8回行う。増毛山道は増毛町別苅―石狩市浜益区幌の約27キロ。

安政4年(1857年)、幕府の命を受けた増毛場所の場所請負人、伊達林右衛門が開削した。山道の会と留萌振興局が2009~10年度に別苅―岩尾の約16キロ、14年度に岩尾分岐―雄冬山(1197メートル)直下まで約4・6キロを復元した。(北海道新聞)

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