「ニヤリィ」オープン  上板のNPO、障害者の芸術活動工房
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障害者が絵画や工芸などの芸術活動に打ち込む工房「niyary.(ニヤリィ)」が、上板町七條にオープンした。町内のNPO法人・らくえんが空き家の古民家を改修。障害者に就労の場を提供するとともに、障害者アーティストを発掘する。指定障害福祉サービス事業所として、3月30日に県の認可を受けた。

古民家は約990平方メートルの敷地に立つ木造平屋約130平方メートル。障害がある利用者が絵画や陶芸、藍染などの芸術活動に自由に取り組み、技術や感性を高める。笑顔で過ごすことを願って「ニヤリィ」と名付けた。

現在、NPO法人の堀川可奈子理事長(55)の長男で、高層ビル群などを描く「アール・ブリュット」の作家として活動中の真也さん(21)ら5人が通所している。作品の制作に当たるための作業スペース(約50平方メートル)を備え、30~50代のスタッフ8人が利用者と接しながら芸術活動を支援している。(徳島新聞)

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