いじめ、処罰より「反省を」 小中高生68%、NPO調査
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いじめ問題に取り組むNPO法人「プロテクトチルドレン」(埼玉県川口市)が21日までに、小中高校生にいじめへの意識を尋ねたアンケートをまとめた。加害者側に何を望むかとの質問に「反省して謝ってほしい」を選んだ児童生徒が68・3%に上った一方、「先生や親が注意してほしい」は22・6%で、「教室に入らないようにしてほしい」は4・9%だった。

NPO代表で、息子が公立中学でいじめを受け不登校になった経験のある森田志歩さんは「大人は処罰がいじめ防止に有効だと考えがちだが、子どもが何を求めているのかをしっかり把握して実のある対策を取る必要がある」と指摘した。(秋田魁新報)

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