白山市白峰で十九日から、山間部の過疎地域の課題を教材にして学ぶ「オータムキャンプ」が三泊四日で開かれる。講師は、地域住民や大学の教員、脚本家などさまざま。過疎地域に若者を呼び込み、山積する課題の解決に向け、ともに考える。
テーマは、白峰地域ならではの課題。例えば、伝統菓子「とち餅」の作り手を絶やさない方法や、野生動物と共存するための情報技術(IT)活用法など。参加者は地元の旅館に滞在しながら解決方法を考える。金沢工業大(野々市市)の町田雅之教授や脚本家の舘そらみさんらが講師となり、専門的な視点でアドバイスする。(中日新聞)
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