NPO法人「秋田いのちの電話」(秋田市) 悩みに耳傾けて25年
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NPO法人「秋田いのちの電話」(秋田市)の事務所では、かかってくる電話に相談員が応じている。「そうなんですね」「それは悩んでしまいますね」。落ち着いたトーンで相手の話に相づちを打ち、通話が1時間以上に及ぶ時もある。

同法人は1998年から相談電話を開設し、ボランティアの相談員が悩みを抱える人の話に耳を傾けている。当時、他県で「いのちの電話」に携わった人などが本県でも開設を目指し、大学教員や医師らの協力を得て実現にこぎ着けた。地道な取り組みは25年となる。(秋田魁新報)

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