日野市とNPOが自殺防止対策で協定 多摩地域で初 SNS相談の対応で連携
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東京都日野市は、NPO法人「自殺対策支援センターライフリンク」(千代田区)と自殺防止に取り組む協定を結び、8日、ライフリンクの清水康之代表との意見交換会を開いた。交流サイト(SNS)などで寄せられる相談への対応で連携する。市によると、ライフリンクとの協定は都内自治体で4番目、多摩地域では初という。

協定では、ライフリンクがインターネット上で実施している相談窓口「生きづらびっと」などへ市民が寄せた相談のうち、内容が市など公的機関の対応が必要な場合、相談者の同意を得て市へ連絡し、市が支援につなげる。

このほか、市はライフリンクにつながるQRコード付きの相談案内カードを作成。福祉関係の担当課や学校、警察、消防、救急医療機関に配り、深刻な悩みを抱えている人が来た場合は渡してもらう。(東京新聞)

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