保護犬譲渡、浜松市天竜区に拠点 東京のNPO「飼育の選択肢に」
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NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(東京都)が3日、保護犬譲渡施設「浜松譲渡センター」を浜松市天竜区二俣町に開設した。最大30匹を飼育できる環境を整え、譲渡希望者とのマッチングを進める。

天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅から徒歩約2分の地点に立地し、犬と触れ合える室内ドッグランがある。保護犬は専門スタッフが世話し、特徴や性格を把握した上で希望者に紹介していく。

同NPOが、殺処分になる犬をゼロにすることを目指して展開する活動「ピースワンコ・ジャパン」の一環。これまでに約3900匹の譲渡実績があるが、中部地方には拠点がなかった。担当者は「犬を飼うことを検討する中で、保護犬を選択肢に入れてもらうきっかけになれば」と話す。(静岡新聞)

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