増え続けるアライグマの駆除「住民主体で」 NPOと県、捕獲態勢の構築急ぐ
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熊本県内でも確認数が増えている特定外来生物のアライグマの駆除を促す活動が活発化してきた。環境問題などに取り組むNPO法人・くまもと未来ネット(熊本市)と県は、地元住民を巻き込んだ捕獲態勢の構築を目指している。アライグマの駆除を目的に、未来ネットは19年度から毎年、自治体の職員を対象にした「防除研修」を県から受託し、県内各地で実施。これまでに玉名や宇城、八代など計8カ所で開き、各回10~20人が受講している。

研修では、自動撮影カメラや箱わなの設置、殺処分の方法などを説明。自治体職員だけでは作業人員が足りないため、カメラの映像確認や通報は地域の住民が主体となって取り組む必要性を強調している。(熊本日日新聞)

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