障害者生かす経営とは NPO法人主催 中原区で23日講演会
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多様性を認め合うダイバーシティ経営への理解を深めようと「障害者の可能性を活(い)かす経営・マネージメント」と題した講演会が二十三日、ホテル精養軒(川崎市中原区)で開かれる。重度訪問介護事業などを展開する「障碍(しょうがい)社」(東京都町田市)の代表取締役で自身も車いす生活を送る安藤信哉さんが講演する。川崎市を中心とした経営者や弁護士、福祉関係者らでつくるNPO法人「ダイバーシティサポートかわさき」の主催。

同NPOは昨年、障害や引きこもり、LGBTなど働くことに困難を抱える人を対象とした就労支援や、企業への経営支援、政策提言などを目的に設立された。障碍社は二〇〇五年に重度訪問介護事業を開始。障害者の相談支援や就労移行支援事業所の運営など、総合的福祉企業を目指して事業を拡大している。今年二月には人を幸せにする経営を実践する企業を顕彰する「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞で、厚生労働大臣賞を受賞した。(東京新聞)

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