「増える」 空き家を再生 「足りぬ」 障害者施設に
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

富山市のNPO法人「いいね」は、同市岩瀬幸町の空き家を改修して障害者の就労支援施設を開設した。市北部の岩瀬地区では障害者向けの支援施設が不足する一方、空き家は増えている。NPOは「空き家活用法の一つのモデルケースとなれるよう活動に励んでいきたい」と意気込む。

NPOは二〇一九年から市内二カ所で障害者向けグループホームを運営する。入所者が日中に通う就労支援施設が近くに無く、車で三十分以上かかる場所まで毎日通っていたため、自前の施設整備を決めた。地元の不動産会社から十年以上無人だった築四十年余の空き家を紹介してもらい、耐震強化と改修工事を経て九月末に完成させた。(中日新聞)

関連記事