古地図で歩こう城下町・大聖寺 NPOがマップ作成
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古地図や絵図をもとに、石川県南部の城下町・加賀市大聖寺を紹介するマップとDVDを、市内のNPO法人「歴町センター大聖寺」が作った。江戸時代の町割りが残る街を歩いてもらうきっかけに、と期待を寄せる。マップはA1判。「古地図で歩ける城下町大聖寺」と題した面は、江戸時代末期の弘化年間の町割り図に、現在の道路や川、施設を重ねた。

国重要文化財の江沼神社長流亭をはじめ、大聖寺城址(じょうし)、実性院といった見どころ29カ所、眺めのいい「ビューポイント」25カ所などを掲載。もう一方の面には、天明6(1786)年の町の絵図の周りに、地元の料亭に残っていた明治期のびょうぶ絵などを配置した。(朝日新聞)

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