「おたがいさま」に救われた 名古屋のNPOなど、ウェブ会議で課題解決
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新型コロナウイルスの感染が続く中、愛知県などのNPOや市民団体が直面する課題を乗り越えるためにウェブ上に設けた意見交換の場「NPOおたがいさま会議」が成果を上げている。昨年の発足以降、週に一度のペースで開催し、各団体のそれぞれの得意分野を「マッチング」させることで課題解決を図ってきた。会議を発案し、中心的役割を果たしているのは災害支援活動に取り組むNPO法人。災害現場で培ったさまざまな団体を「つなぐ」経験が生かされている。

このNPO法人は「レスキューストックヤード」(RSY、名古屋市)。コロナ禍ではNPOや市民団体も活動がしにくくなり、資金繰りに不安を抱く団体も増えた。そんな状況に危機感を覚えたRSYの代表理事の栗田暢之さん(56)らが呼び掛け、昨年五月に初めての会合を催した。(中日新聞)

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