家康の側室・お亀の方を歴史コミックに 名古屋のNPOが出版
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徳川家康の側室で、尾張藩初代藩主徳川義直の生母となった「お亀の方」の生涯を描いた歴史コミックを、名古屋市のNPO法人本丸ネットワークがつくった。したたかな政治力で尾張徳川家の地位を盤石にしたとされるが、知名度は高くない。NPOは「名古屋の発祥に深く関わったお亀の方を知れば、名古屋のことがほとんど分かる」とPRしている。

お亀の方は二人の夫との死別や離縁をへて一五九四(文禄三)年、豊臣秀吉に仕えていた家康の側室となった。関ケ原の戦いが起きた一六〇〇年ごろに家康の九男となる義直を出産。家康の死後は相応院と称し、名古屋城内にも住んで七十歳近くまで発展を願い続けた。(中日新聞)

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