直方のNPO「汽車倶楽部」に鉄道史学会が特別賞
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福岡県直方市を拠点に、石炭産業を支えた蒸気機関車(SL)の修復・保存活動に取り組むNPO法人「汽車倶楽部」が、鉄道史学会の第11回住田奨励賞の特別賞を受賞した。住田奨励賞は鉄道史研究の進展に寄与する優れた業績を表彰するもので、展示・企画を対象とする特別賞を受けた団体は九州では初めて。

汽車倶楽部は1999年に発足し、2016年にNPO法人化。同市頓野の活動拠点には各地から寄贈されたSL4両があり、うち2両は展示され、残る2両は修復作業中だ。会員は現在80人ほどで、九州各地に残るSLの修復や定期的な点検に出向くほか、地元の小学生を対象に「石炭と鉄道のまち直方」の見学学習も受け入れている。(朝日新聞)

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