アカウミガメ、大海原へ 浜松のNPOが48匹放流
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遠州灘の保全活動に取り組むNPO法人「サンクチュアリエヌピーオー」(浜松市中区)は9日、南区の遠州灘海岸にある保護柵内でアカウミガメの卵が今夏初めてふ化したと発表した。同日、関係者らが卵からかえったばかりの子ガメを海に向けて放流した。

5月20日に掛川市の海岸に産み落とされた卵112個のうち48匹が誕生した。カメの体長は6~7センチ、体重16~17グラム。NPOは浜松市から掛川市の海岸で、絶滅が危惧されるアカウミガメの産卵状況を調べている。(静岡新聞)

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