富士町、農福連携モデルに 県とNPOが仲介
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「農福連携」のモデルづくりを進めるNPOの記事。障害者を支援するNPO法人設立。

福祉事業所で働く障害者らが農業の担い手にもなる「農福連携」を広げようと、NPO法人や佐賀県などが佐賀市富士町でモデルづくりを進めている。事業所と農家との契約を仲介し、11日は事業所の利用者がホウレンソウの袋詰めを手伝った。農業の労働力不足の改善と、事業所利用者のやりがいづくりや安定的な収入の確保を目指す。

農福連携は国が推進し、県内でも先行して取り組んでいる事例はあるが、需要の掘り起こしが課題になっている。今回は佐賀市のNPO法人「佐賀中部障がい者ふくしネット」に加え、行政や農協の関係者の仲介で、市内の就労継続支援A型事業所「ReLife(リライフ)」が富士町の農家の作業を請け負った。(佐賀新聞)

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