相模原殺傷 偏見を助長しない報道を NPOが要望書
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相模原の障害者施設殺傷事件で、当事者への偏見を助長しないよう配慮した報道を求め、要望書を提出したNPOの記事。精神疾患の当事者支援に取り組む目的のNPO法人設立。

相模原の障害者施設殺傷事件で、精神疾患の当事者支援に取り組んでいるNPO法人地域精神保健福祉機構(略称コンボ)は26日、当事者への偏見を助長しないよう配慮した報道を求め、報道各社に緊急の要望書を提出した。事件を巡っては、逮捕された植松聖容疑者(26)が精神保健福祉法に基づき措置入院していたなどと報じられている。

コンボは「精神科病院に入院」などと報じると、事件の原因が疾患にあるという印象を読者に与え、偏見を助長するとしている。2001年の大阪教育大付属池田小の児童殺傷事件では、「精神障害者の犯行」と伝えられ、当事者に大きな報道被害を与えたという。(毎日新聞)

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