家庭の味で日中友好 札幌のNPO、交流料理教室
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日中の交流を目的とした料理教室を開いたNPOの記事。国際交流を目的としたNPO法人設立も少なくない。NPO法人の活動は所轄庁の場所にかかわらず、国外でも可能。

NPO法人「札幌中国友好協会」は15日、日本と中国の交流を目的とした料理教室を札幌市北区のエルプラザで開いた。同協会の会員や札幌で暮らす中国人留学生、中国の在札幌総領事館の職員ら32人が両国の家庭料理を一緒に作り、親睦を深めた。

同協会は毎年料理教室を開催しており、15回目。参加者は筑前煮や太巻き、豚汁などの和食と、水ギョーザ、スペアリブ、ジャガイモの千切りサラダなど中華料理の作り方を互いに教えながら、調理した。

完成後は全員で試食。青木会長は「政治的には対立もあるが、留学生ら若い人たちの交流を通じ日中の友好関係を築いていきたい」、唐璞領事は「両国の相互理解の促進につながる。今後も交流を続けたい」とそれぞれ話した。(北海道新聞)

関連記事