乳がんの患者向けレシピ、NPOが出版 60品を紹介
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がん患者を支援するNPO「キャンサーリボンズ」(東京都中央区)が、乳がんの患者や経験者らに向けた料理のレシピ本を出版した。乳がん患者らは治療の副作用による食欲不振に悩んでいたり、再発や悪化を恐れて乳製品や大豆製品を極端に避けたりするケースが多いため、専門医や管理栄養士らがバランスのよい食事の取り方の工夫を解説した。

NPOが昨夏、乳がん患者らに食事についてアンケートしたところ、治療の副作用による脱毛に続いて、味覚障害や吐き気、食欲不振に悩む人が多かった。

今回出版した「乳がんの人のための日常レシピ」(ブックエンド、1728円)では、野菜中心の副菜、食欲がない時や味が分かりにくい時にも食べやすいスープや豆腐料理のほか、元気をつけたい時の肉料理など60品を紹介した。(毎日新聞)

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