京都のNPO指導で着物リフォーム 途上国の女性ら制作
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洋裁技術指導を通して発展途上国支援を続けるNPO「リボーン・京都」(京都市中京区)がジェイアール京都伊勢丹(下京区)10階で、ルワンダやラオスに暮らす女性たちや、東日本大震災の被災者たちが手がけた洋服や小物の展示即売会を開催した。

会場には、日本の着物を仕立て直して作ったブックカバーなどの小物やジャケット、ルワンダの伝統生地「ギテンゲ」を使用した色鮮やかなワンピースなど約300点が並んだ。

リボーン・京都は1979年にカンボジア難民支援のため現地に古着を送る活動を開始。集めた古着の中には多くの着物が含まれ、洋服に仕立て直すことで現地の経済的自立につなげたいと、84年にカンボジアで洋裁技術指導を始めた。その後はベトナム、ラオス、ヨルダン、ルワンダと活動の範囲を広げてきた。(毎日新聞)

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