丹波漆の植樹、1000本目標に 福知山のNPO
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近畿唯一の漆産地の京都府福知山市夜久野町で活動するNPO法人「丹波漆」が、漆の植樹に力を入れている。漆を採取する「丹波の漆かき」は府指定無形民俗文化財だが、他県の生産地のようにまとまった植林がないため、工芸家や子どもたちと植樹する地道な活動を続け、町内に7カ所の植栽地ができるまでになった。

漆産地の同町は江戸時代から京の職人に漆を供給してきたが、戦後、輸入産に押されて著しく減産した。漆かき職人も数人となった中、2004年にNPOの前身の生産組合が将来に向けた植樹活動を始めた。(京都新聞)

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