手話通訳の養成をはじめたNPO法人の記事。聴覚障害者支援のNPO法人設立。
聴覚障害者が演劇を楽しめるように、舞台専門の手話通訳の養成を、東京のNPO法人「シアター・アクセシビリティ・ネットワーク」が始めた。舞台手話通訳は単純にせりふを通訳するのではなく、せりふの強弱や声色、役者の動きや感情も表現する技術が求められる。理事長の広川麻子さん(46)は「障害者が舞台芸術を楽しむ機会を増やす取り組みを広げたい」と意気込む。
昨年八~十月、国内初の養成講座が横浜、札幌、大阪で開かれ、手話ができる計十八人が参加した。「シアター・アクセシビリティ・ネットワーク」は十七日正午から、東京都豊島区東池袋四のあうるすぽっと(同区舞台芸術交流センター)でシンポジウム「舞台手話通訳を育てていくために」を開く。(東京新聞)
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