外国人向け健康手帳を作成したＮＰＯ法人らの記事。地域医療に取り組むNPO法人設立。

県内に住む外国人が病気やけがをした時、医療機関で円滑にやりとりできるよう、外国人向けの健康手帳が作成された。外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管難民法の四月からの施行に伴い外国人の増加が予想される中、安全で健康的に暮らしてもらうのが狙い。

手帳は、前橋ロータリークラブ（宮崎瑞穂会長）と在住外国人に医療通訳の派遣などを行っているＮＰＯ法人「群馬の医療と言語・文化を考える会」（前橋市）が協力して作成した。英語のほか中国語、ベトナム語、ポルトガル語など県内在住の外国人が多い八カ国語と日本語版を作成。英語は二千部、その他の言語は千部ずつつくった。(東京新聞)