外国人の葬儀の手続きサポートします－。石川県加賀市に住むインド出身の男性が中心となり、福井県内の外国人らとともに葬儀支援を専門としたＮＰＯ法人を４月に設立する。男性は「外国人が日本で葬儀を営む際の言葉や文化の壁は大きい。福井県内でも支援の輪を広げたい」と意気込んでいる。

外国人の葬儀の問題に対応するＮＰＯ法人は全国的にみても少ない。新型コロナウイルス禍で経済的に困窮する外国人は増えており、妻や石川、福井の友人らに呼び掛けＮＰＯ法人の設立を決めた。団体名は自らのニックネーム「ハムザ」にちなみ、「８６３（ハチロクサン）」とした。３月に石川県に法人認可を申請。４月に認可される見込みで、５月から活動を始める予定。(福井新聞)