触って楽しめる点字絵本制作 藤枝のNPO、高校生が協力
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藤枝市音羽町のNPO法人藤枝光文庫(石神利之理事長)が、全国の視覚特別支援学校や視覚障害者施設などに贈るための点字絵本の制作を進めている。地元の高校生ボランティアが中心になり、土、日曜日を使って作業に取り組む。高校生は、絵本の絵の部分を制作する。登場人物の輪郭や口などに沿って紙を切り貼りすることで凹凸をつくり、指で触ればどのような絵なのか分かるようにしているという。点字部分は専用の機械で打ち込んでいる。

ジャックとまめのつる」「フランダースの犬」「したきりすずめ」など、同文庫が所蔵する名作絵本を原本にしている。石神さんによると、点字絵本は流通量が少なく、受け取った人から好評を得ているという。制作に協力するのは藤枝順心高インターアクト部と焼津中央高ボランティア同好会。(静岡新聞)

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