NPO生活相談会に困窮の声多数 仕事も住まいも失った
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新型コロナウイルス感染拡大により雇用への影響が広がる中、NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」(東京)などが11日、食料提供付きの生活相談会を都内で開いた。110人超が訪れ、「無収入になり、インターネットカフェの休業で野宿した」「手持ちは100円だけ。2時間かけて歩いてきた」など、困窮の声が多く上がった。

相談会は東京・新宿区の都庁のそばで実施。毎月第1、第3土曜日開催だが、4月は緊急的に毎週に増やしている。もやいの大西連理事長は「以前から路上生活の人に加え、コロナの影響で仕事がなくなり勤め先の住み込み寮から追い出された人もいる」と懸念した。 (高知新聞)

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