猫エイズ、保護や譲渡の動き 盛岡、保健所やNPO
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

キャリア猫を守るNPOなどの記事。動物保護を目的としたNPO法人設立。

猫免疫不全症候群(猫エイズ)を発症させる猫免疫不全ウイルス(FIV)に感染したキャリア猫への対応が変化している。盛岡市保健所では数年前まで即日殺処分していたが、保護と里親探しを開始。

同市菜園の里親募集型猫カフェもりねこを運営するNPO法人もりねこ(工藤幸枝理事長)は専用の保護シェルターを開設し、譲渡につなげている。キャリア猫を守る動きは県外でも広がっており、関係者は住民への啓発に力を入れている。

シェルターは2017年1月に開設し、これまで各地の保健所や飼い主から寄せられた51匹を保護、25匹を譲渡してきた。獣医師を招いて猫エイズの講演会を開くなど、啓発にも取り組んでいる。(岩手日報)

関連記事