出所少年を自立まで見守る 神奈川の建設会社社長がNPO設立
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少年院や刑務所を出た人たちの社会復帰を支えるNPO法人設立の記事。

少年院や刑務所を出た人たちを雇用し、社会復帰を支えている神奈川県横須賀市の建設会社社長、岡本昌宏さん(41)が、出所者らに合った職業を探し、生活面の支援もするNPO法人「なんとかなる」を新たに設立した。

「居場所があって、仕事にやりがいを持って、周囲を頼りにしたりされたりすることが必要」。それが再犯を防ぐことにもつながると強調する。

岡本さんは、とび職で独立した30歳のころから児童養護施設や少年院、刑務所を出た人を自分の会社で雇うようになった。少年院などに入った経験こそないが、自らも十代後半で違法薬物にはまり、周囲の助けがあって立ち直ることができた。(東京新聞)

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