放射線被害の実態は NPOが札幌で講演会
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

放射線による健康被害の危険性についての講演会を行ったNPOの記事。震災復興や被災者支援目的でのNPO法人設立は少なくない。

東京電力福島第1原発事故をめぐり、NPO法人「福島の子どもたちを守る会・北海道」などが主催する講演会「福島原発事故は終わっていない」が5日、札幌市北区の北海道クリスチャンセンターで開かれた。市民ら約120人が、放射線による健康被害の危険性について学んだ。

福島県の子どもの放射線被害を調べている道北勤医協旭川北医院長の松崎道幸さんは、通常は女性が男性の4倍ほど多い甲状腺がんの割合が福島県の男女比であまり差がなかったと指摘した。「福島の事故からまだ5年で結論が出るまでに時間はかかるが今後、健康被害の実態が見えてくるかもしれない」と話した。(北海道新聞)

関連記事