NPO「くらしの研究会」 開拓の祖モデルに朗読劇
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北海道で卒業公演を開くNPOの記事。NPO法人設立の目的もさまざま。

大曲末広2のNPO法人「くらしの研究会」による朗読劇教室の生徒9人が、20日午後1時から、芸術文化ホールで卒業公演を開く。1884年(明治17年)、広島県から25戸103人を率いて北海道に集団移住し、のちに北広島市となる広島村を築いた和田郁次郎をモデルとした物語「志徳(しとく)の人」など3作品を上演する。

9人は「朗読劇を通じ、北広島の歴史や開拓者の志に思いをはせてほしい」と来場を呼びかけている。朗読劇とは、舞台で動きを交えながら、感情豊かに本を読む劇のことで、背景の説明はナレーションで行うため舞台装置や衣装、照明などが必要ない。

同NPOは2014年から教室を開いてきた。本年度は市内や札幌などの、10~60代の女性9人が参加している。(北海道新聞)

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