子どもも楽しむ防災訓練の工夫 甲南女子大でNPOが講演
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17日を前に「阪神・淡路大震災メモリアル講演会」を開催したNPOの記事。NPO法はこの大震災を契機に議員立法として制定された。災害復興目的でのNPO法人設立はいわば原点ともいえる。

17日で阪神大震災から21年となるのを前に、神戸市東灘区の甲南女子大で12日、「阪神・淡路大震災メモリアル講演会」が開かれた。子どもたちの興味を引く防災訓練の工夫について、市内のNPO法人プラス・アーツ理事長などを務める永田宏和さんが話し、学生ら約120人が聴き入った。

同NPOの防災学習プログラム「イザ!カエルキャラバン!」では、不要なおもちゃの交換会を同時開催して家族連れを会場に集め、水の消火器を使った的当てや、荷の下敷きになったカエルの人形をジャッキで助けるゲームなどを展開。工夫を凝らした「楽しい防災訓練」として、永田さんらが国内や海外16カ国に発信している。(毎日新聞)

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