地元の山や峠の現地調査を完了させたNPOの記事。地域おこしと災害・事故防止に取り組むNPO法人設立の一例。

浜松市天竜区水窪町のＮＰＯ法人「山に生きる会」はこのほど、地域おこしのプロジェクト「みさくぼ１００山」の一環として３カ年計画で進めてきた町内の山や峠の現地調査を完了させた。会員の地元住民が収集した山の情報を登山者の呼び込みや山岳遭難事故防止に役立てる考えだ。

水窪町では中ノ尾根山（２２９６メートル）や黒法師岳（２０６７メートル）などに県内外から登山者が多数集まる一方で、地元住民が生活や仕事のために山に入る機会は減り、めったに人が通らなくなった山道も増えている。(静岡新聞)