高齢世帯回り野菜集荷 NPO、蓬莱館へ共同出荷
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住民が作った農産物を集め、共同で物産館に出荷する取り組みをはじめたNPOの記事。高齢化が進むなかで、地域の活性化に取り組む目的でのNPO法人設立が増えている。

日置市東市来の山あいに位置する高山地区で11月初めから、住民が作った農産物を集めて回り、共同で物産館「江口蓬莱館」に出荷する取り組みが始まった。自分で持って行けない高齢者らは「売れるのは生きがいになる」と喜んでいる。

取り組んだのは地区住民全員が会員のNPO法人「がんばろう高山」(立和名徳文代表)。高齢化率が約67%と高い地区の課題に向き合い、活性化に取り組んでいる。

野菜作りをする住民は多いものの、販売所に運ぶ手段がなく身内で消費していた人がほとんど。NPOが共同出荷を呼び掛けると、約20人が手を挙げた。(南日本新聞)

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