小松うどん全国へ 店主らNPO設立 ブランド化目指す
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小松市のうどん店主らが伝統の地元名物を全国に発信しようと発足したNPOの記事。地元うどんの普及を目的としたNPO法人設立は珍しい。

俳聖、松尾芭蕉が旅の道中に食し、「殊(こと)ニ珍敷(めずらしき)乾うどん」とたたえた「小松うどん」。小松市のうどん店主らが伝統の地元名物を全国に発信しようと今月、NPO法人「小松うどんつるつる創研」を発足させた。

「小松と言えばうどん、と言われる存在にしたい」として、讃岐うどん並みの知名度を目標に、商標登録を通じてブランド化を目指す。

小松うどんは古くは江戸時代の文献に記述がある。元禄2(1689)年、奥の細道の旅路で山中温泉(加賀市)を訪れた芭蕉は小松の俳人から2箱の乾うどんを贈られ、お礼の返書で「殊ニ珍敷」と感動ぶりを表現した。 (毎日新聞)

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