移送サービスで運転者不足 一宮のNPO法人
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移動が困難な要介護者や障害者の移送サービスに取り組む一宮市のNPO法人「一宮ボランティアグループリーダーの会」が、新規のドライバーを募っている。サービスの需要は高まっているものの、7年前に20人近くいたドライバーは高齢化などで14人に減り、新規の利用者を断らざるをえない状況。近い将来、サービス自体を続けられなくなる恐れもあるという。

このNPO法人は2008年に有償移送サービスを始めた。国土交通省認定の講習会を受講した会員が、ドライバーとして会所有の1台と会員名義の15台の計16台の車両を使い、交代で利用者を病院や公共施設へ送り届けている。運賃はタクシー料金の半額ほど。その七割がドライバーに支払われているが、ガソリン代や維持費はドライバーが負担している。(中日新聞)

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