子ドナーへの継続的な支援必要 仲介NPO、活動2年余
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早発閉経などで卵子のない女性に第三者からの卵子提供を橋渡しする神戸市のNPO法人、卵子提供登録支援団体(OD―NET)が活動を始めて2年余り。ドナー(提供者)と、提供を受ける患者の組み合わせが決まった2組が医療機関の倫理審査を終え、体外受精に進むことになった。一方、ドナーへの継続的な支援をどうするかなど、課題も浮かぶ。

OD―NETが、子どものいる35歳未満の女性を対象にドナーの募集を始めたのは2013年1月。配偶者の同意などの条件を満たし、書類を送ってきた人は今年4月末までに70人いたが、うち43人は登録に至らなかった。(東奥日報)

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